どうも巨大です。このブログも記事数50を超えてきたところですが、この度、ついにアクセス1万件を突破しました!
Xから辿り着いた方も、検索から辿り着いた方も、すべてのアクセスに感謝いたします。
記念記事の話題を何にするか悩んだのですが、アクセス記録によると、Google検索からは「ムルドローサ edh」というキーワードからこのブログに辿り着くことが多いことがわかったので、ちょくちょくリニューアルしているムルドローサデッキについて語っていこうと思います。
まずはハードウェア面から。統率者カードをエッチングfoilからダブルマスターズ2022の拡張foilに変更しました。
以前にも語りましたが、やはりEDHはfoilで光らせていくのが私は好きです。ムルドローサは拡張アートも初ということで、今回採用することにしました。
続いてデッキケース!
Ultra PRO社の30周年モデルです。行きつけの店舗のXに張り付いて、入荷後即買いに行きました。
マグネットだけでなくプラスチックの爪でも蓋を固定しているので、逆さにしてもぶん投げても中身が出てしまわないところがいいですね。
もちろんデザインは言わずもがな!スリーブも買ってしまえばよかったと後悔しています。
ちなみにスリーブはエルズベスです。
安売りしてたので。“影槍”が入ってるので許してください。
では、デッキの中身について語っていきましょう。今回は、私のムルドローサデッキの勝ち筋について解説していきたいと思います。
基本的には無限マナコンボからの“歩行バリスタ”でフィニッシュという流れですが、どうやって無限コンボにもっていくのかという点もあわせてご紹介できればと思っています。
まずは言わずと知れたモノリスブライトハースコンボ
“玄武岩のモノリス”で3マナを出して3マナで自身をアンタップ、そのアンタップ能力を“ブライトハースの指輪”で2マナでコピー、再びモノリスから3マナ出して指輪でコピーしたアンタップ能力でアンタップ。この流れでモノリスを2回タップするごとに1マナずつ浮きマナが発生し、これを無限に繰り返す感じです。
お次はキナンモノリスコンボ
“眷者の神童、キナン”の能力で土地以外のパーマネントのマナ能力を起動すると追加で1マナ出るようになります。つまり、“玄武岩のモノリス”をタップすると3+1で4マナ、アンタップするのに3マナなのでモノリスのタップアンタップで1マナ浮き、それを繰り返して無限マナという流れです。キナンが2マナと軽いところもいいですね。決まりやすいコンボという印象です。
続いてニクス咲きモノリスコンボ
もうお気づきかと思いますがコンボ名は思いつきで書いているので気にしないでください。
“ニクス咲きの古きもの”の効果で土地を含むパーマネントのマナ能力で生み出されるマナが3倍になります。
もうお分かりですね。“玄武岩のモノリス”をタップして3*3=9マナ、アンタップで3マナ消費するのでタップアンタップで6マナ浮き、これで無限です。
どのコンボも“玄武岩のモノリス”ありきのコンボなので、“玄武岩のモノリス”を除去されたらおしまい、かと思いきやムルドローサの効果で墓地から唱えられるところがこのデッキの強みですね。
ただし、追放除去されてしまってはどうしようもない。そんな時のためにプランBももちろん用意しています。
それが永遠溢れ通電式ブライトコンボです。
“永遠溢れの杯”をx=4以上で唱えておきます。それをタップして4マナ、“通電式キー”で1マナ消費して杯をアンタップ、スタックで“ブライトハースの指輪”で2マナ消費して“通電式キー”のアンタップ能力をコピーし、“通電式キー”自身をアンタップ、これで4マナ生成3マナ消費なので手順一回につき1マナずつ浮いていき、無限に繋がっていきます。
ただし、このコンボは“永遠溢れの杯”をx=4、つまり8マナという激重で唱えなければならないこと、無限マナを出すために3つのカードを揃えなければならないことなど、ハードルが高めのコンボでもあります。
ちなみに、“通電式キー”は“多用途の鍵”でも代用できますので、そちらもこのデッキには採用しています。単純に玄武岩のモノリスを一回アンタップして5マナアクションをとる動きも強いですしね。
続いて、そんな無限マナの注ぎ先です。
一番使用頻度が高いのは前述した“歩行バリスタ”ですね。x=2億で唱えてカウンターが2億個乗った状態で戦場に出し、1ダメージをばら撒きまくるというのが勝ち筋としては安定しています。
次点は“歪みの預言者”からの無限ドローです。無限ドローの過程で“彩色の宇宙儀”を出して有色無限マナへ、その後“神秘を操る者、ジェイス”でライブラリーを引き切って勝ち、や“タッサの信託者”で勝ち、というパターンになります。
“タッサの信託者”とくれば、デモコンタッサコンボも採用しています。
“Demonic Consultation”でライブラリーに入っていないカードを指定して自身のライブラリーをすべて追放し、“タッサの信託者”を唱えて勝つというシンプルな2枚コンボ。
次に、モノリス宝珠コンボ
“玄武岩のモノリス”はそれ自身で無限にタップアンタップを繰り返すことができます。これとパーマネントがアンタップするたびそのコントローラーはカードを1枚切削する“催眠の宝珠”を組み合わせることで一気にライブラリーを墓地に送ることができます。
あとは墓地からクリーチャー“眷者の神童、キナン”、アーティファクト“歩行バリスタ”と唱えれば勝ちです。
大体この辺りがこのデッキの勝ち筋になりますが、どの方法でも最低2枚の必要牌を引っ張ってくる必要があります。この引っ張り方に、ムルドローサならではの面白さ(対戦相手にとっては恐ろしさ)があります。
まずは通常のサーチカード。いわゆる教示者サイクルですが、このデッキには“俗世の教示者”、“吸血の教示者”、“不気味な教示者”を採用しています。
次に、墓地を利用するサーチカードです。ムルドローサは墓地利用の統率者なので、墓地に特定のカードを落とすことは、サーチとほぼ同義になります。
“墓破りのラミア”、“直観”、“最後の別れ”です。
“墓破りのラミア”はいわゆる“納墓”内臓クリーチャーです。墓地からの呪文1マナ軽減もおまけとしてはうれしいですね。
“直観”はライブラリーから好きなカード3枚をサーチして、対象の対戦相手に見せ、対戦相手が選んだ1枚を手札に、残りを墓地に送るカードです。パーマネントカードを3枚選べばほぼノーリスクに3枚サーチ同等の動きがとれる強力なサーチカードです。
“最後の別れ”はマナコストこそ重いものの、1枚手札、1枚墓地の合計2枚をサーチできるカードです。もちろん、墓地に落とすのはパーマネントです。
次にアーティファクトサーチです。
“アーカム・ダグソン”、“作り直し”、“求道者テゼレット”を採用しています。
コンボの際、“歩行バリスタ”も含めてアーティファクトの必要牌が多いので、採用しています。
“アーカム・ダグソン”と“作り直し”はすでに戦場に出ているアーティファクトとライブラリーのアーティファクトを交換するようなサーチカードです。
マナファクトでマナを出してから生贄に捧げたり、“ミシュラのガラクタ”など、墓地に何度でも落として再利用するアーティファクトを生贄に捧げたりするとロスが少ないです。
“求道者テゼレット”は、-x能力でマナコストがx以下のアーティファクトを直接戦場に出すことができます。意外に、これをx=0で“歩行バリスタ”を戦場に出す、タフネスが0なので墓地に落ちる、ムルドローサの効果で墓地から唱える、という回りくどいやり方が便利でした。
ちなみに、最後の手段としてですが、“Demonic Consultation”をサーチカードとして打つ場面もありました。まぁ最初の6枚に入ってることもありましたがね。
コンボ・サーチともにムルドローサが戦場にいることが非常に重要なことになります。“稲妻のすね当て”で守ったり、除去呪文に対するカウンターを構えたり、気にすることはたくさんありますが、未だにプレイしながら「この勝ち筋があったか!」と脳汁が出る楽しいデッキに仕上がりつつあると思います。皆さんもぜひ、一度ムルドローサデッキを組んでみてはいかがでしょう?
それでは、皆様、良いコマンダーライフを!そしてあらためて、
アクセス1万件、ありがとうございました!!